2023.03.14
輸入小麦価格 提案通りに抑制実現
本日、4月1日からの輸入小麦価格の5.8%引き上げが決定されました。1月の段階では、2022年4月からの過去1年間の価格推移をベースに算定し13.1%の引き上げとなる予定だったところ、引き上げ幅が7.3%抑制されました。
2022年4月からの上半期はウクライナ情勢による価格急騰期に当たり、10月からの下半期は価格が下がったので、今年1月31日の衆議院予算委員会で、私から過去1年間でなく過去半年の価格推移をベースに4月1日からの小麦価格を算定し、引き上げ幅を抑制すべきではないかと提案し、その通り実現しました。
パン、麺類、お菓子などの価格抑制につながることが期待されます。
予算委のパネルで示した1月24日段階の農水省資料では「算定期間を延長したことで、急激な価格変動の影響を平準化した価格で改定される見通し」と、1年間の価格をベースにする「見通し」でした。農水省の担当課からもそのような渋い説明でした。1月31日の総理答弁で「総合的に判断して決定」と少し前向きな答弁がなされ、2月の同じ資料では「総合系に判断して決定」と改められ、今日発表の資料では「上昇幅を抑制」「6か月間の買付価格を反映した価格」となりました。
LPガス価格の引下げの実現も提案しており、一部報道によればこれも実現の可能性があります。これからも物価高と戦ってまいります。